ファッション業界では、ファストファッションの浸透による衣類の生産量の増加や衣類の大量廃棄など、環境汚染が深刻化を増しています。
繊維産業は二酸化炭素の排量が全業界の10%を占めていて、世界で2番目の環境汚染産業とまで言われているほどです。
環境汚染が問題視されているファッション業界では、近年サスティナブルという考え方を意識するブランドが増えてきています。
サスティナブルとは?
サスティナブル(Sustainable)には、「持続可能な」という意味があります。
各産業が持続可能であるためには、環境や自然に配慮した取り組みをすることが必要不可欠です。
サスティナブルとは、こうしたエコロジーな考え方のことを指します。
ではファッションにおけるサスティナブルとはどういった事を指すのでしょうか?
ブランドを例に具体的にご説明します。
サスティナブルに取り組むブランド
NPOを設立した方のファッションブランド。
Tシャツやポーチなどアフリカの方々が1つ1つ丁寧に作ったアイテムを販売しています。
このファッショナブルなバッグも、外側はフェイクレザー、内側にはアフリカンファブリックを使用。
また、CLOUDYは売上の一部をアフリカの雇用支援や学校の建設費、給食の提供などNPOの活動にあてているんです。
エコロジーな素材を使ったモノづくりや、ファッションを通じて支援や雇用創出に繋がる取り組みもファッションにおけるサスティナブルの1つといえるのではないでしょうか。
「サスティナブル」という言葉だけ聞くと、難しく感じられるかもしれません。
ですが、服を長く着るように意識する、洋服は捨てないでリサイクルに出す、環境に配慮したブランドのアイテムを買ってみるなど、皆さんが身近にできることって沢山あるんです。
ぜひこの機会にサスティナブルを意識してみて下さい。
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