3月も半ばを過ぎ、春の足音が聞こえてきましたが、寒暖の差が大きい日もあり、体の冷えを感じることもありますよね。季節を問わず、体を芯から温めて、一日の疲れをとってくれるバスタイムは、まさに至福のひととき。
そんなバスタイムに欠かせないアイテムの1つ、それは入浴剤ではないでしょうか。
いま、特にオススメしたいのは「エプソムソルト」と呼ばれる入浴剤です。
その名を初めて聞く人も、既に知っている人も必見!「エプソムソルト」の使い方についてご紹介します!
エプソムソルトって、なに?
エプソムソルトは、「ソルト」とあるので「塩」の一種では?と思われる方もいるかもしれませんが、実際は硫酸マグネシウムのことを指します。
エプソムソルトと呼ばれる由来は、見た目が塩(ソルト)の結晶に似ていることや、中世の時代にイングランドのエプソム地方で発見されたことと言われています。
- 硫酸塩とマグネシウムの化合物が結晶化したもので、海水などに多く含まれているミネラルの一種
- 温泉の一形態である硫酸塩泉に含まれており、体を温める温浴効果が高いと言われています。このことから、市販の冬用の入浴剤に特に多く配合されています。
- 無臭の天然成分で、浴槽を傷めません。
エプソムソルトを使った入浴によって、期待されること
①こりや硬直した筋肉をやわらげる
こりや筋肉の硬直による痛みの主な原因は、血流が滞ることです。
入浴によって温めることは、血流を促進し、筋肉をほぐしてリラックスにつながります。
またマグネシウムは、ミネラルを多く含んでいるので入浴時に活用するとよいと言われています。
②肌機能の改善
入浴は血流がよくなり、湿度もあがることで肌荒れや乾燥といった肌トラブルの改善も期待されます。マグネシウムは保湿効果も高いと言われ、またソルトのような形状のためマッサージすることで角質を取り除くこともできます。
ただし高温すぎる温度での入浴や、力を入れて肌をごしごし摩擦することは逆効果になる場合もあるのでご注意ください。
ミネラルには体内の筋肉を緩めたり、バランスを整える効果があると言われています。
マグネシウムは体に不可欠な必須ミネラルの1つで、ストレスが溜まりがちな現代人には、是非取り入れたいアイテムの1つになるのではないでしょうか。
エプソムソルトの使い方
①スタンダードに入浴剤として
標準的な浴槽(150~200L)の場合、150~200g(0.1%)のエプソムソルトが適量です。
湯船の温度や浸かる時間の目安は、以下のとおりです。
- 温度:38~40℃くらい
- 時間:10~20分くらい
エプソムソルトは無臭なので、お気に入りのアロマオイルをプラスして、オリジナルの入浴剤で楽しむのもオススメです。
②髪のケアやマッサージにも
エプソムソルトにはミネラルが豊富に含まれています。シャンプー後に、コンディショナーに同量程度のエプソムソルトを混ぜて使えば髪のケアになるでしょう。
使用後はしっかりと洗い流しましょう。ミネラル成分が髪に残ると、べたつきの原因になります。
スクラブ風のマッサージを行う際は10分ほど入浴して、体を温めた後にマッサージを行うのがオススメです。
エプソムソルトをひとつまみ濡れた手の平で混ぜ、顔・ひじ・ひざ・かかとなど、角質や黒ずみの気になる部分にやさしくなじませ、マッサージするのも良いでしょう。
使用の際に注意すること
①浸かる時間は20分程度に
湯船には10~20分ほど浸かりましょう。
ただし、20分以上の長湯は控えましょう。
②週2〜3回の使用を続ける
初めて使用する場合は、最初の2週間程度は毎日使用し、身体をエプソムソルトに慣らしていきます。
ある程度慣れてきたら週に2~3回の使用を継続しましょう。継続することで、より効果を実感しやすくなります。
③その他で気をつけたいこと
入浴後は運動を控えましょう。入浴すると体内の代謝が促進され、体が疲れるため、しっかり身体を休めましょう。
たくさん汗をかくので脱水しないよう、水分補給をしましょう。特に、飲酒後の入浴は控えた方が良いかもしれません。
seven dotがオススメしたいエプソムソルト
seven dotでも、エプソムソルトと取り扱いを開始しました。
安心の国産品質で、食品添加物基準を満たしているので、万が一お口に入っても安全です。
赤ちゃんにもお使いいただけます。
環境に優しいところもポイントです。
✔追い焚きOK
✔循環式風呂OK
✔残り湯お洗濯OK
エプソムソルトの使い方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
入浴剤としてだけでなく、現代人が不足しがちなマグネシウムを補って体の不調をやわらげる助けになったり、マッサージなどのセルフケアとしても使え、用途が多岐に渡る優秀アイテムですね。
さっそく、今晩のバスタイムにエプソムソルトを取り入れてみてくださいね