3月になってくると、日によっては気温が20度を超える日も出てき、春を飛ばして夏が来たかのような印象を持つ日も増えてきます。
しかし油断は大敵。
3月後半になると冬型の気圧配置が続かなくなり、曇りや雨のぐずついた日が続き、「菜種梅雨」という言葉もあるほど短い周期でお天気が変化します。
さらに朝は夜間の放射冷却で気温が下がり、一日の中で気温差が広がり春一番のような強風が吹く日も現れます。
この時期は、どういう服装で外出するかが迷ってしまうところ。
この記事では3月後半から4月にかけてオススメの服装と、寒さ対策の強い味方をご紹介します。
もう冬服はNG?3-4月の服装は?
3月の東京の最低気温は10℃を下回り、暑い日は15℃を超えることも。
特に3月中旬以降は、ウールの厚めのコートでブラックやネイビーのカラーは重たいイメージを与えてしまい、避けたほうが良いかもしれません。
薄めのダウンのコートや、ウールコートでもベージュやホワイトといった軽めの色味や、ウール混で薄めの生地のアウターを選ぶと良いかもしれません。
トップスもニットを選ぶときは厚めではなく、薄手のものや脱ぎ着がしやすいカーディガンもおすすめです。
この時期は、薄めの生地をレイヤードすることで寒さ対策をするのもオススメです。
特に首は太い動脈が通っているため、首元を温めると血液が体内をめぐり効率よく温められ、体感としても暖かさを感じられます。
高い襟のブラウスは、冬っぽさを感じさせず首元をカバーしてくれ、室内が暑いときはボタンを開けて温度調整ができる優れものです。
● オフのオススメコーディネート
- ビッグシルエットのトレンチコート
- デニムジャケット
- パーカー、ブラウス
- カーディガン
● オンのオススメコーディネート
- レザージャケット、トレンチコート
- ブラウス、シャツ
- ツイードやウール混のショートジレ
真冬のウール一辺倒から、トレンチの下にツイードやデニムの生地が見えるような素材をレイヤードして楽しめるコーディネートが、この季節にはぴったりです。
インナーで賢く、温度調整も
厚手のタイツも3月に入ると避けたいアイテムです。
素足感を楽しめるストッキングも便利ですが、耐久性やファッション度が高いのはレギンスです。
ロングスカートやパンツの下に薄手のレギンスやパギンスを入れれば、足首は素足で見せられ抜け感が出せます。
● スタッフおすすめレギンス
UNIQLO
- 価格:¥990〜(税込)
- ブラック・グレーといったカラー展開でサイズもSからXLまで。ヒートテックの超極暖、UVカットといった機能性があるものも。
外を歩くときは足首まで、室内では少しロールアップすれば温度調整もしやすく、タイツほど冬っぽい印象もありません。
3-4月を楽しむコーディネート、いかがでしたか?
気温は上がらなくても湿度が上がり日差しは暖かくなる3月・4月。
「トレンチにジレなんて、寒そう!」と思っても、外出してみると意外に大丈夫だったりします。
春を感じられるアイテムを重ね着して、お天気を確認しながらこの季節のおしゃれを楽しみましょう!