最近の秋冬は、秋らしい季節もなく季節外れの暖かい日もあれば、翌日には急激に気温が低くなったり、一日の寒暖差も激しい日も多く、お出かけの際に何を着ようか迷ってしまうと感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、寒暖差の激しい冬でも服装選びに迷わず、快適に過ごすためのコーディネートのポイントをご紹介します。
寒暖差が7℃以上あると、寒暖差疲労を感じやすい
寒暖差(気温差)とは、1日の中での最高気温と最低気温の差だけでなく、前日との気温差、室内外での気温差のことを言います。
この気温差が7℃以上になると、体の冷えやだるさ、肩こりなどの体の不調が起こりやすくなると言われており、この不調を「寒暖差疲労」と呼んでいます。
30代後半になると、自律神経の乱れによって、より強く「寒暖差疲労」の症状が出やすくなるため、快適な服装選びが重要になります。
また、「室内は暖房が効いていてむしろ汗ばむくらいなのに、室外に出た途端にひんやり寒さを感じる」経験をした人も多いかと思います。
それは、汗が蒸発する時に体の表面から熱を奪うため、特に冬場の気温差が大きい場合、体の表面の温度が急激に低下し寒さを感じるためです。また濡れたままの状態でいると、体の熱が外に逃げやすくなり、冷えを敏感に感じやすくなります。
外出時の急な冷え対策
- 吸湿性・速乾性が高いインナーを着用
スタッフは、冬場でも夏場用のドライインナー(ユニクロのエアリズム)を着用しています。 - 汗で濡れたままにせず、拭き取って乾かす
- 室内で厚着し過ぎない
暖かい日中は、長袖1枚やカーディガンを羽織って快適に
良く晴れた日中で気温も高い日は、長袖1枚やカーディガンを羽織っただけで快適に過ごせます。
カーディガンは、冬らしさを感じるモコモコ・ふわふわ素材で季節感が出せるアイテムを選びましょう。
Shaggy Cardigan – BROWN、GRAY
ふんわり女性らしいシルエットが印象的な、アルパカ59%混のカーディガンは、軽くて肌に吸い付くような柔らかさが特徴です。
アクリルやウールのように、ごわっとした着心地もなく、程よく体にフィットするため、シルエットも美しく着膨れしづらいのも、ポイントです。
-袖口に、短いスリット付きでアクセント
‐seven dot得意のニットにサイドポケットあり
– ホックで着脱しやすく
– 合成繊維も混ぜることによって、自然な風合いを残しながらも扱いやすく
– 水にも強く、おうちで手洗いできます
長袖1枚で過ごす時は、シンプルでもディティールに凝ったものをセレクトすると、1枚でもサマになり、オンオフ関係なく着ることができます。
Salvia Sleeve Top
ブラウンがかった杢調のグレーは、他では見ない絶妙は色合いは上品で、大人の女性にふさわしいニュアンスカラーで印象的です。
生地に厚みとハリがあるので、袖のボリュームが崩れずに程よい丸みを出してくれ、甘すぎないモードな雰囲気に仕上げました。
-袖口にゴムを仕込むことで、袖を上げても腕で止まりやすい
‐後ろのファスナー部分に付けたテープは、脱ぎ着しやすくアクセントにも
– 1枚洗いでシワになりにくい
朝晩の冷え込みが厳しい真冬は、軽さと保温力を両立したアウターが大活躍
朝早く外出したり、夜遅くに帰宅するような場合は、保温力の高いアウターが重宝しますが、室内に入ると暖房が効いて暖かく、着込みすぎると汗をかいてしまうので、脱ぎ着しやすいコーデを意識しましょう。
また年齢を重ねると、着ている服装の重さが体の負担になり疲労感を感じやすくなるため、機能性(防寒)だけでなく服そのものの重さを意識して選ぶようにしましょう。
室内で脱いで長時間手持ちすることもあるため、持っていても重たさを感じにくい軽いアウターが、使い勝手も良さそうです。
Wool River Tailored Coat – Dark Navy
ウール90%、カシミア10%のロングコートは、大半の方が驚く“圧倒的な軽さ”と、しっとりと柔らかい着心地の良さが特徴です。
seven dotを象徴する“ダークネイビー”は、どのシーンでも合わせやすく、さらりと羽織れるテーラードコートでハンサムな雰囲気を醸し出します。
‐ リバー仕立ての生地を採用して軽さを実現
– 裏地がなく、着崩れしにくい
– 同素材のストールでエレガントな雰囲気に
– サイドスリットで、足元は軽やかに抜け感を
Padded Coat – BLACK、WHITE
seven dotが採用したダウン素材“THIN DOWN”は、ナチュラルで軽く温かく、通気性があり、環境にもやさしい世界特許を取得したイタリア製の素材です。
層をつくるダウンコートやキルティングと異なり、縫い目を極限まで減らし、縫い目の穴からの冷気(コールドスポット)をなくすことができます。
ロング丈のダウンコート選びで悩むポイントは、かさ張ることや長さ故に重さが出てしまうことですが、このPadded Coatはトレンチコートを思わせるほど軽く、これまでのダウンコートへの概念を変えてくれます。
ウエスト部分の切り替えや、ベルトをつけることで、目線を高くさせスタイルアップも叶います。
共生地のマフラーは、内側にボタンとボタンのフックを付け、長時間外出するときは固定でき、冷たい風をシャットダウンしてくれます。
‐ ご家庭での手洗いも可能
– 乾燥する冬場に気になる、静電気を抑制するテープ付き
– 凸凹のある生地で、汚れやシワが気になりづらい
– サイドスリットで、デザインにアクセントを
寒暖差があっても迷わないコーデ選びのコツ、いかがでしたか?
寒暖差が厳しい日が多く、「何を着たらいいか分からない」と悩みがちですが、季節問わずに着回せて、シンプルでもディティールに凝った1枚を持っていると、使えるシーンや季節がグンと増えるでしょう。
同時に、季節感を感じる素材を使ったアイテムを組み合わせることで、コーデが単調にならずこなれた印象を与えてくれます。
また室内外で寒暖差が多くなる真冬は、脱ぎ着しやすく重ね着できるカーディガンを取り入れたり、アウターは服装の重さを感じにくく軽やかでありながら保温性の高いものを選ぶと、外出する時に服装で悩むことなく快適に過ごせる時間が長く続きそうです。
寒暖差に振り回されず、心地良く長く愛用できるアイテムと一緒に、ファッションを愉しんでいきましょう。