ハイネックニット特有のお悩みを解決 – 気温10℃以下にオススメなボトルネックニット

気温が10℃以下になると寒さを感じやすく、首まで守ってくれるハイネックのニットに手が伸びがちです。
リブニットのハイネックニットが多く販売されていますが、その多くは大人の女性には悩ましいポイントが多いもの。
例えば、ぴったり体に沿うので首の周りがチクチクしたり、ボディラインが出てセクシーな印象になったり…。

そんな大人の女性の悩みを回避するニットを作ろうと、スタートしたのが始まりでした。

ボトルネックという選択肢

体のパーツの中で皮膚が薄く、太い血管につながる箇所でもある首。首を温めることで体感温度は2-3℃上昇すると言われています。
コートから出た首元を、ストールやマフラーで覆うこともできますが、結び目がほどけてしまうことを思うと、着るだけで暖かさを感じるハイネックのニットは便利ですよね。

でも着ているときの生地が首に当たる感じや、ハイネックを折り返したときの印象の悪さは気になる…。そんな時に見つけたのが「ボトルネック」にすることでした。

ボトルネックとは?

首の部分が瓶の口のように、細く立ち上がった形のこと

ボトルネックにすることで、顎までは当たらず、暖かさも感じ、年齢とともにシワが気になる首元もしっかり隠すことができます。

コンパクトなシルエットが正解

次に取り掛かったのは、シルエット。
ハイネックニットはブラウスやジャケットの下といった、重ね着アイテムとして使われることが多いため、重ね着してもごわつかず邪魔にならないシルエットを目指しました。

丈もスカート・パンツのどちらにも合うような腰骨あたりを目指し、ボディ部分は体のラインを拾いすぎず、ゆとりがあるギリギリのシルエット。
腕はボディに比べると細めにすることで、ジャケットの袖を通りやすく、ごわつかない絶妙な加減に。肩はドロップさせて腕の付け根が動かしやすい設計になっています。

お洗濯に困らないニットであること

冬の間は重ね着をするので、素肌が直接ニットにあたることも少なく、お洗濯も2-3回着てからと思う方も多いはずです。ニットは毛玉になりやすい素材でもあるので、特にお洗濯回数も減らしたいところです。

しかし、冬にお悩みの多いニットの毛羽立ちや腕の折りたたみによるシワは、お洗濯したほうが生地がリフレッシュされ、意外と解消することも多いもの。

そこで、着ていただくたびに洗える生地にする方法を選択しました。
糸にウールを使用せず、レーヨンとポリエステルで仕上げることで毛玉ができづらく、お洗濯もしやすくなりました。
洗濯表示上は手洗いになっていますが、1枚洗いでしたら洗濯機の手洗いモードも問題ないことはスタッフも検証済みです。(アクセサリーパーツは繊細になっていますので、お洗濯の際にはご注意ください。)

ニットの手洗いは糸がたっぷり水分を含んで重くなり、洗い流すのも、水分を切るのも実は重労働。大変な作業は洗濯機と乾燥機に任せてしまえるのも、嬉しいポイントです。

手触りと透け感も大切なポイント

ニットで着心地が悪いと感じる理由の中に、重さや圧迫感が上げられます。しっかりとした生地感だと重量がずっしり肩に乗ってしまい、疲れを感じやすくなります。
これを軽減するため、軽い糸で二重織りにしました。しっかり目が詰まっていてなめらか・もっちりの手触りなのに厚すぎず体に負担もかかりづらくしました。

網目をつめることで、透け感が出ず、インナーにも困らないアイテムに仕上がりました。

そして最後にこだわったのが、シンプルなデザインだけどどこかにアクセントをつけること。
手首と裾のサイドにスリットを入れて抜け感を出し、背面に1mmのチェーンの飾りをつけました。1mmのチェーンは繊細で、一番細いものをチョイスしたため、職人が1つ1つ丁寧に取り付けています。

こだわりの詰まった、ボトルネックニットいかがでしたか?

seven dotは、1つ1つのアイテムを長く沢山着て頂けるように、アイディアを出して良い商品づくりを心がけています。

このニットも、皆様のお悩みを解決できて大切な一枚になってくれれば!

これからまだまだ寒い日が続きますが、ニットでコーディネートをお楽しみください。

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