ファッションの新常識 女性特有のブルーデイに欠かせない、吸水型サニタリーショーツを調査

女性にとって1ヶ月に1度やって来るブルーデイは憂鬱なもの。体調やメンタルの他にも、お洋服選びに影響が出がちです。
白のボトムスを避けるのはよく言われることですが、濃いめのボトムスでも多い日は心配になるもの。

そんな救世主として注目されているのが「吸水型サニタリーショーツ」。

近年FemTech(フェムテック)市場の盛り上がりもあり、注目が集まっています。
まだ使ったことがないという方も多いと思うので、調査してみました!

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吸水型サニタリーショーツとは?

吸水性や防水性を備えた布を幾層にも重ねることで、ナプキンを使わなくてもショーツ自体が水分を給水してくれるショーツのことを指します。

SNSや周りの声を聞くと、こんな声が聞こえてきました。

メリット

  • ナプキン特有のごわついた印象がなく、ショーツを履くだけ
  • 長時間お手洗いに行けない時に安心
  • 男性の目線が気になって、ポーチをお手洗いに持って行きづらいということから回避できる

デメリット

  • ショーツの替え時がわからない
  • 1日外出している場合、替え用のショーツを持ち歩く必要がある
  • 交換した後のショーツを持ち歩く必要がある
  • 一度お手洗いで下ろしたショーツを、再び履くのに抵抗がある
  • 手洗いをしなくてはいけない

なるほど、良い点と課題もあるようです。もう少し詳しく調べてみました。

ブランドによって、異なる機能性

まず、生理用ナプキンを調べてみると製品比較として重要視される項目が見えてきました。

それは、「吸水性」・「逆戻りのしにくさ」・「防臭力」・「使い心地」の4つでした。

ナプキンの吸水素材は、大きく吸水ポリマーとコットンに分かれていて、吸水性や防臭力というポイントでは吸水ポリマーは優れていますが、一部肌荒れが気になるという理由でコットンを使用した製品を選択する方もいらっしゃるようですが、科学的な根拠までは実証されていない部分もありそうです。

おすすめ情報サービス「mybest」さんよると夜用ナプキンと昼用ナプキンの吸水量を検証されており、夜用が平均80mLで昼用の約3倍という結果が掲載されていました。

それでは、ここから有名ブランド3社の2023年3月時点のWebサイトの情報から、比較してみます。

● PEACH JOHN

  • 価格:¥3,000(税込)
  • 吸水性:約30〜40mL

表面は総ストレッチレースと、まず見た目が他のブランドとは異なります。
フロントの高めの位置からバックウエストまでカバーするクロッチ(股布)が4層入ることで、薄さと快適さが保てているそう。制菌加工の防水布を使用されているので、ニオイ対策も安心で、洗濯して繰り返し使えるとのこと。

● 無印良品

  • 価格:¥1,990(税込)
  • 吸水性:約35mL

ボクサー型で、マチ部分には4種類の吸水パッドを使用。(肌から順に①拡散布 ②吸水帯 ③・④ 防水布)

ユーカリが主原料のリヨセルを使用して、蒸れにくくソフトな風合いが特徴。

● UNIQLO

  • 価格:¥1,500〜1,990(税込)
  • 吸水性:ライト 15〜20mL スタンダード約30〜40mL

ライト・スタンダードの2つのタイプがあり色や形もバリエーションがあります。選びやすい黒やブラウンはオンラインでもサイズによっては完売でした。

クロッチ(股布)部分は安心の3層構造で吸水、防水。防水シート面が広く寝姿勢でも安心の設計。ドライ、抗菌防臭機能付き。

UNIQLOスタンダードタイプ ヒップ後ろまで幅広のクロッチが行き届いてます

これらの商品を見ると、いずれもお洗濯前に、手洗いで流水に色がつかなくなるまで洗ってから洗濯機で洗うというお手入れが必要ということと、吸水力を落とさないために洗剤に注意すること、乾燥機を使わず自然乾燥を行うことを進めているブランドもあります。

吸水量は夜用ナプキンの平均80mLに比べると劣って、30mL前後のため多い日の夜に、単体で使用するのは適さない場合もあるかもしれません。

 

初めての人は、どう挑戦するのが良いのか?

様々なネットの声を見ているとある共通点に気付きましたのでご紹介します。

● 最初は自宅にいる時に使ってみること
自宅にいる日は頻度が高くお手洗いに行きやすく、失敗がないのでオススメです

● ナプキンと併用して使ってみること
ナプキンと一緒に使うと、量が多い日でもダブルの吸水力で安心感があり、万が一失敗してしまってもインター自体の吸水力があるので、一般的なサニタリーショーツに比べると気持ち的にも安心のようです

その他にも、タンポンや月経カップと一緒に使えば、外出先でもショーツを変えることなく着用できるという使い方もあるそうです

● 少ない日は夜もオススメ
特に生理後半はニオイも気になったり、数日続くムレも気になったりするものです。
就寝時を吸水サニタリーショーツにすることで、ゴワゴワ感や就寝時の不安も少なくなり安心して快適に就寝できるそうです。

その他にも、少ない日の運動や旅先で移動時間が長い日も安心かもしれません。

吸水サニタリーショーツ、いかがでしたか?

ブルーな日も、進化したアイテムを使用することで気持ちが少しでも変わるなら試してみたいですよね!
試しやすい価格のアイテムも揃っているので、まずは1枚チャレンジしてみるのも良いかもしれません。

安心のアイテムがあれば、ブルーデイもファッションを気兼ねなく楽しめます。ぜひ、参考にしてみてください。

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