秋になると各ファッション誌でも取り上げられるファッションアイテムといえばレザー。
もはや定番人気アイテムですよね。
ここ近年はファッション界においてもサスティナビリティの意識が注目され、リアルファーやリアルレザーの使用を廃止するブランドも増えています。
その中でもよく耳にするのがエコレザー。
実際エコレザーって?リアルレザーとフェイクレザーどう違うの?
今回はリアルレザーとエコレザー、フェイクレザーそれぞれの違いを簡単にご説明します。
リアルレザー
リアルレザーとはご存知、動物の毛皮素材です。
最もポピュラーなのは牛革ですが、羊や豚革など種類は様々です。
種類によって質感や強度なども違います。
丈夫で何にでも使いやすい牛革。
羊は柔らかく、羽織りものやカジュアルバッグなどに多く使われています。
本革は使えば使うほど味が出てくるので年々色んな顔を見せてくれます。
その分お手入れが必要になってくることと、昨今では贅沢品として生物を殺生する文化がもはや時代遅れという声も上がっています。
フェイクレザー
フェイクレザーは合皮皮革のこと。
科学的に作られた素材です。
近年はフェイクでもリアルと見間違うほど精巧なものが増えてきました。水や汚れに強く、
リアルレザーに比べて価格もリーズナブルなので取り入れやすいのも魅力です。
最近はあえてフェイクレザーが可愛いといったデザインやアイテムが流行ることも。
リアルレザーに比べると耐久性は劣ることが多いので普段使いやカジュアルアイテムのセレクトがおすすめです。
出典:maaanyaro
エコレザー
最近よく聞くようになったアイテムといえばエコレザー。
エコレザーも合皮と思う方が多いと思いますが、エコレザーとは一般的には環境に配慮された工場で作られたものや、革の端切れを使ったもの、再利用したものを指します。
サスティナブルという点ではフェイクレザーと共通します。
革自体はリアルレザーが使われているものも多いので質感やもちの良さは良いものが多く、尚且つリアルレザーよりもリーズナブルなものも多いのが特徴です。
身近なものから始められるエコ活動の一つとしては取り入れやすいのではないでしょうか。
今や世界規模で環境保護の意識が高まっています。
世界的に有名なファッショニスタやハイブランドもこぞってエコレザーを推奨する動きが見られるなど、今最も旬なレザーといえばエコレザーです。
出典:tomomie0604
まとめ
いかがでしたか?
ファッションアイテムや用語、歴史を知ることでよりオシャレが楽しくなりますよね。
一番自分に適した素材やアイテムを選ぶこともオシャレ上手になる秘訣です。
ぜひお気に入りの一着を手にとってみてはいかがでしょうか。